昨日は私、お店を夕方前に上がらせて頂き、商工会青年部の11月定期例会に参加して参りました。
今回は僕が所属する委員が企画実行する担当委員で、今日まで色んな案を出し合い
若狭小浜の西組を中心とする歴史や伝統文化にふれる催しを企画しました。
その模様を少し写真に収めましたのでご紹介いたします。
西組とは小浜市にある小浜城の城下町の事を指し、小浜西組伝統的建造物群保存地区の名称で国選定重要伝統的建造物群保存地区。
小浜城は1601年(慶長6年)京極高次が小浜城を築いた時に町人地の不足により、1684年(貞享元年)に東、中、西の3組に区割りし、従来の後瀬山城の武家屋敷を商家町と茶屋町、寺町からなる西組に整備した。
当地域は丹後街道にあたり、近世前期の古い町割りが残り、2008年(平成20年)6月10日に重要伝統的建造物群保存地区に選定される。
西組の町割りは三丁町に代表される茶屋町が西側にあり、茶屋建築の千本格子、2階の縁や出窓を持つ建造物が残されており、現在も芸妓を置く料亭も存在する。
また、広市場・狭市場と呼ばれる商家町は丹後街道の東側にあり切妻造平入であり、趣が異なる。
後瀬山山麓および西端に小浜藩主酒井家の菩提寺である空印寺等の寺町が町割りされている。
ちょっと小難しいですが、ざっくり言えば小浜が栄えていた時代の歴史分化に触れようと言うこと♪
小浜西組に旭座と言う建物が残っています。その旭座は芝居小屋として庶民の方に愛され、戦後は映画館としても活躍した明治後期の瓦葺芝居小屋の代表的な建物です。 今小浜の放生祭りの稽古小屋としても使用している建物です。
その建物の中を会場として使わせて頂き、ゲスト講師として若狭の語り部の方に御高話を拝聴いたしました。
当担当委員は、その準備のため前入りです。
受付や、テーブル、椅子の会場設置。
当店の元校舎もなかなかのボロさですが、こちらの旭座もなかなかの物。
この旭座の建物を建てるコンセプトの一つとして、装飾煌びやかな時代の物とは異なり、その時にいる必要最低限な材と工法で建てられました。それにはちゃんと理由が有り、芝居小屋としてのビジネスのために建てた物なので、もしその経営存続が駄目になったらいつでも畳める様にしたそうです。 その中で、フルに有効活用されてきたのでしょう。 芝居小屋の後は映画館、車の整備工場、酒屋の倉庫などとして使われてきたそうです。
当店の元校舎も、学校→メガネ工場→工務店倉庫→梅干屋さんの倉庫→カフェ風音 といった感じなので
ちょっと共感が沸きました。
青年会員も集まり、例会のスタートです。
今回の司会は僕と同じ時期に新入会員として入会した西君。
その隣にいるのは当委員のBOSSです。
若狭の語り部の方に貴重なお話を頂戴しました。とても勉強になりました。
高話の後は夜の町を歩き、説明頂いた滝の水なども見学しました。
その後は、常高寺へ。
常高寺は2011年1月9日からスタートするNHKの大河「江〜姫たちの戦国〜」の江姫の姉にあたるお初が夫を亡くした後出家、名が常高院になりました。 その常高院が晩年に小浜に建立したのが常高寺です。
お初もその常高寺のお墓に眠ります。
お初・お江・淀は浅井長政とお市の娘たちです。
織田家、浅井家、豊臣家、京極家を取り巻く戦国時代の中に色濃く生きた三姫の物語。
常高寺の住職さんにも貴重なお話を頂戴しました。
常高寺さんHP http://www10.ocn.ne.jp/~joukouji/
常高寺さんは同じくNHKの連続TV小説ちりとてちんでの舞台としても登場しました。
常高寺さんを後に、今度は三丁町へ。三丁町は江戸時代に栄えた遊郭街です。
町屋が並ぶ風情ある中に、酔月というお店が有ります。
ここも遊郭の一つでしたが、今は四季彩館 酔月として小浜の美味しいものを出してくれる料亭です。
例会の懇親会はここでおこなわれました。
ざざ〜っと、大雑把に書かせて頂き、最後は尻すぼみ感たっぷりの記事になってしまいましたが
常高寺さんや酔月さんなどは普通に観光・ご利用して頂けますので西組・三丁町など小浜に遊びに来て頂き体験して頂けたらと思います。
大河も是非ご覧下さい♪
小浜人としてはまだまだ若い僕にとっては全てが勉強になりとても有意義な一日でした。
小京都・若狭小浜いい所です。
もちろん若狭小浜に遊びに来た際はカフェ風音と木工房ウッドボックスにも遊びに来てくださいね。
若狭の語り部 会長・岡尾様
常高寺 住職・澤口様
ありがとうございました。
ご参加して頂きました委員の皆様お疲れ様でした。
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いつもお世話になりありがとさんです。
例会ご苦労さんでした。
写真綺麗に取れてるな〜。
おはようございます。
当日はお疲れ様でした。F会長さすが!という場面も見せて頂きました。
自分はなかなか例会には出れませんが、でる限りはがんばっていきたいので温かく見守って頂けると幸いです。 また僕に(兄も)できることあればいつでも呼び出し下さい。ペコリ